Monthly Archives: June 2011

Hope – Alessandra Chiappini

Hope (希望) Alessandra Chiappini アレッサンドラ・キアッピーニ 2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災に遭われた日本の皆様へ. 日本の皆さん,こんにちは. 私の心は今,あなたがたと共にあります.日本を襲った巨大な災害に心よりお悔やみを申し上げます. ここのところずっと私は,あるべき理想とは正反対のものになっていくこの世界のありさまを,何とか表現しようと創作を重ねてきました.私たちを取り囲む環境のはかなさを思い,人類の頽廃について考えながら:現代人にとっては,お金だけがこの世のすべてになってしまっているのではないかと.(この数年来,廃墟や遺物,洪水等をテーマとしてきたのには,そんな理由があります). ところが何ということでしょう.そんな時に,日本に起こった今回の出来事は,想像を絶していました.希望はあります.あの時から,原子力はもうこれまでのように多くの国が競って推進しようとするものではなくなったのです.今はどうか耐えてください.新しい日本の再建のために,皆さんが力を合わせ,今まさに奇跡を巻き起こしつつあるのを,世界の人々が見守っています. Hello Japan, my heart is near yours, I am very sorry about your immense troubles. I have been painting about the world going upside-down, thinking about the environment and about … Continue reading

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Uragano – Alessandra Chiappini

Uragano (嵐) Alessandra Chiappini アレッサンドラ・キアッピーニ http://www.chiappini.net/ 解説: アレッサンドラ・キアッピー二の作品の多くが,それ自体,神話的,人類学的な原型を思わせるものである.複数の素描作品や描画断片をばらばらにして組み合わせ,一個の確固たる芸術作品として再構築し,そこに命を吹き込む.彼女はこの手法そのものによって,これまで制作の様々な過程で捨て去ってきた何か,進化の歴史の様々な過程で葬り去られてきた神話的な何かを今,現代に呼び起こそうとしているかのようだ,野菜が生命潮流の循環の中で動物や人間となって生き続けるように. The work of Alessandra Chiappini is often inspired to mythologic or anthropologic archetypes and She tries to evoke them through compositions of many drawings or pieces of drawing reassembling and forming a … Continue reading

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Diluvio – Alessandra Chiappini

Diluvio (大洪水) Alessandra Chiappini アレッサンドラ・キアッピーニ略歴: http://www.chiappini.net/curriculum_vitae_pa_2.htm アレッサンドラ・キアッピーニは,1971年夏,イタリアはピアチェンツァの地に,建築家ピエトロ・ベルツォーラの孫として生まれる.ステファノ・トーレの妻であり,マルチェリーノとエンリコの母. 1995年 ミラノにあるイタリア国立ブレラ美術学院 (accademia di belle arti di Brera) を卒業する.大家パウロ・バラテラ P.Baratella 及びルチアーノ・ファブロ L. Fabro の指導の下,この時書き上げた論文:ディオニュソス神話に関する哲学的考察が高い評価を受け,以後,このディオニュソス(破壊と再生の神)は彼女の主要なモチーフの一つともなっている. 今日まで,毎年,着実に創作発表を重ね,ピアチェンツァ,ミラノ,ベニス,フローレンス等のイタリア主要都市はもとより,ウィーン(オーストリア)、デュッセルドルフ(ドイツ)等ヨーロッパ各地,そして、東京やトロント(カナダ)等での個展,グループ展の実績をもつ. 2006年には子供のための科学読み物 “Psofo, nananana e i loro amici” のイラストを担当.ピアチェンツァにおける美術教育をはじめ,社会的活動への参加にも意欲的である. Alessandra Chiappini アレッサンドラ・キアッピーニ http://www.chiappini.net/ Alluvione (洪水)   Terzo millennio (3千年紀) … Continue reading

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水の道 Water path – ダウンズ氏 H.R. Downs 紹介

水の道 Water path 画友 H.R. ダウンズ氏と交わしたカリフォルニアの地下水についてのやりとり H.R. Downs (ヒュー R. ダウンズ) : カリフォルニア在住.画家,写真家,文筆家.OWL ファウンデーション・リーダー. OWL ファウンデーションとは, Open Space: 共有の空気環境の維持 Water Resource Protection: 水資源の保護 Land Use: 土地利用の監視 の頭文字とフクロウの語呂を合わせて,カリフォルニア州ソノマ郡 (Sonoma county, California) に発足した環境法人である.ソノマ郡内で,公的なお墨付きを与えられて行われる乱開発,産業用水の限度を超えた汲み上げ等により,深刻な水不足に見舞われている地域や,やがて同様の危機的状況に陥りかねない地域について,民間レベルでの水資源の保護を訴え,意識の向上を図ろうとするもの.水というものが有限なものであるという認識を持ち,旧態依然とした頑なな地域政策のありかた,住民たちの知らない間に条例化されていく地域地下水脈管理計画の実態に疑問を投げかけ,住民自らが主体的に関わって行こうというもの. 「何が無くとも何とかなるもんさ.だけど,水の代わりになるものだけは絶対に無いんだ.ガソリンや電気が無くても,俺もお前も何とか代わりになるものを見つけてやっていけるはずだ.少なくとも俺たちはな,その時は,そうするべきなんだ.足があるんだから歩けばいいし,自転車にも乗っちゃいけないなんて言うわけじゃないんだ.この俺が馬が大好きだってこともあるが,つい最近まで多くの人間,多くの種族が,本当に長いこと馬と共に暮らし,馬に乗る生活をしていたってことを忘れちゃいけない.お前の家だって,つい最近まで,牛やヤギを飼っていたって言うじゃないか.ずいぶん昔の話だって?まあいいさ.とにかく会いたい友達がいれば,自動車以外のどんな手段を使ってだって,どんなに長い時間をかけてだって,必ずたどり着こうとするだろう.友達なら待っていてくれるさ.考えてもみろよ.こっちが出かけるときにはもう相手は待っていてくれるんだ.いつものようにな.だってそれが友達っていうもんだろ?友情は電気の速さを超えてるんだ.電気が無ければ無かったで,ロウソクを灯して読みかけの本を読み直したり,お前みたいにギターを弾いたっていい.今回の地震で何か必要なものがあるかい?そうだな,お前の場合,ガイガー・カウンターを買うよりは,息子に一生物のギターでも買ってやったほうがいいのかもな.とにかく,生きる気力さえ失わなければ,本当に必要なことは何だってできるはずさ.だけど,水の代わりになるものだけは,今これを失えば,どこを探したって決して見つからないんだ.え?ガソリンだって!ガソリンが無けりゃ逃げたくても逃げられないって.うーん言葉が見つからん.」 ダウンズ氏はこの5~6年,水の大切さについて,常々語ってきた.実は俺は今回の原発騒ぎの前までは,ダウンズ氏の言うことを本気で聞いていなかった.自分のこととして理解できなかったからだ.人の羨むような輝かしい経歴を棒に振り,カリフォルニアで馬に乗って暮らすカウボーイ,ダウンズ氏が,地下水の汲み上げについて,自治体とその認可を受けた産業とを相手に戦い始めたと聞いた時,ドンキホーテのようだと思った.大丈夫なのか?と思った.俺は俺で,この5~6年,地元の御神輿保存会の役員として,村の使いっぱしりのような役を続けてきて,自分を殺しながら,日本の伝統文化のあり方について体を張って学んできたつもりだった.今回の放射能汚染でようやく俺は気付いた.ダウンズ氏は,村のドンキホーテ,日本のドンキホーテとなれと俺たちに教えてくれていたのだ. 「俺たちはみんな好むと好まざるにかかわらず,同じ一つの船に乗り合わせているんだ.これは今はまだ,喩えにしか聞こえないかもしれないが,限られた水ということを考えてみてほしい.干上がった川に船を浮かべて,その上でアメリカ人の俺と日本人のお前とでけんかでも始めてみるかい?そうじゃない.俺たちは敵同士じゃない.俺たちは今みんな,昨日までの人間がしてきた無節操な水の消費,その累積的な結果を問題にすべき時期にさしかかっているんだ.これは本当に深刻な問題なんだよ. みんな,水 (H²0) は有って当たり前と思っている.人間の体は水でできている.ありとあらゆる生命が水から出来ているものだから,在ってくれるのが当たり前のものだから,水については常にそこにあるものとして,誰も見向きもしない.どこかの誰かが水が無いだの何だの騒いだって,自分と関わりのない所で起こっているうちは,誰も考えたくもない類の話なのさ. 地球という惑星は儚くも、この大切な水という液体を無限に産み出してくれるわけではない.飲用に適する新鮮な水というものは、実は地球という閉じたシステムの限界内で(まさにその環境に頼りながら),自然にリサイクルされるところの,巡るめく,ただの汚い水に過ぎないんだ.今,この世界で手に入れられる水の量というのは,どんなに欲張ったとしても,二万年前に存在したのと全く同じ量の,同じ水でしか有り得ないんだ.自然界は、人間のために新たに水を作ろうとなどはしてくれない.人間が,生命が,その素と出来るのは,今あるだけの限られた量の水だけなんだ.」 OWLファウンデーションは、ソノマ郡 (Sonoma … Continue reading

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キヴァ・シモヴァ(Kiva Simova)紹介

本サイト distant-earth.org 企画,『日本への絵手紙2001』に,”Regret“と”Waves“の計2曲を提供してくれた歌手キヴァさんについて紹介します. キヴァ・シモヴァ (Kiva Simova) は,チェコのプラハを活動拠点とするカナダ人女性歌手・鍵盤奏者で,倍音唱法(いわゆる喉歌)の使い手として世界的な評価を受けている人です.キヴァは,一人で同時に二声以上の旋律を歌い分けるこの驚くべき能力を,彼女自身の作曲やアレンジによるワールド・ビート/ジャズ/フォーク/実験音楽/ポップの中に溶け込ませ,『この世のものとは思えない』音楽を創り上げてきました. これまでに世界中の様々の音楽家たちとコラボレーションし,彼女のインスピレーションに満ちた即興的な歌声は,様々なアーティストの作品中に刻まれてきました.例えば: ジェニファー・ベレザン (Jennifer Berezan) プラハ出身のアカペラ・カルテット,イエロー・シスターズ (the Yellow Sisters) シベリア出身の各種民族楽器演奏家ナディシャーナ (Vladiswar Nadishana). イヌイット喉歌シンガーのタニヤ・タガック(Tanya Tagaq)などなど. さらには,ラロトンガ島周辺に生息するクジラとの共演さえ果たしています.(水中マイクで録音したクジラの歌声に,即興で歌声を重ねたのだそうです). http://harmonicovertones.com/blog/underwater-voices/ キヴァは今日に至るまで,実に多様な音楽的素養を積み重ねてきており,古典ピアノ奏法,ジャズ・ピアノ奏法はもとより,ロック,ポップ,リズム&ブルース等の演奏形態を探求するうち,自分の目指すべき音楽とは,人と人,文化と文化とが交じり合う場所に自ずと生まれてくる混合的な音楽であって,特定の名前でレッテルを貼ることなど到底出来そうにないと気付くに至りました. つい最近,ベルギーの Olla Vogala Orchestra と共演した彼女ですが,2001年にヘルシンキで開催されたキエク喉歌音楽祭 (KIEKU throat singing festival in Helsinki) では主賓歌手として舞台に立ち,それはフィンランド,デンマーク,日本,ロシア,アルバニア,チェコ共和国,アイスランド等での公演へと繋がりました.それよりさらに遡る1995年には,トゥヴァ共和国主催の喉歌国際シンポジウム (the International Symposium of Throat Singing … Continue reading

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Boats – Shilvasa

Florals 2, 3, 4 Untitled 19,26,33 Shilvasa (Suresh Natarajan), Indian photographer, with more than two decades of career in advertising, fashion, documentary, film direction, calligraphy, painting, etc.. When friendsoftibet.org held ‘Festival of Tibet 2000‘ He poetically captured daily life of … Continue reading

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Waves- Kiva Simova / Adam Daly / Neil Wilson

[audio:http://www.distant-earth.org/wp-content/uploads/2011/06/126009-kivasimova-Vocals-Waves-kivavox1.mp3|titles=126009-kivasimova-Vocals-Waves-kivavox1] Waves A project inspired by the Japan Tsunami in 2011. Created: Friday, April 1, 2011 Collaboraters: Kiva (Kiva Simova) http://www.kivaweb.com/ http://www.kompoz.com/compose-collaborate/userName-kivasimova/profile.member porsalin (Adam Daly) http://www.myspace.com/adamdalyuk http://www.kompoz.com/compose-collaborate/userName-porsalin/profile.member Rolf (Neil Wilson) http://www.kompoz.com/compose-collaborate/userName-Rolf/profile.member Project URL: http://kompoz.com/p/23753 License : Creative Commons Attribution 3.0 … Continue reading

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Regret- The Ladder – Kiva

Regret from The Ladder (C) YEMYSS Music Kiva: keyboards, vocals Rob Piltch: acoustic guitar Chris Bennett: electric guitar Anne Bourne: cello Gary Taylor: keyboards, sampling [audio:http://www.distant-earth.org/wp-content/uploads/2011/06/KivaSimova-TheLadder-Regret.mp3|titles=KivaSimova-TheLadder-Regret] Find more Kiva songs at Soundcloud . Kiva Simava (キヴァ・シモヴァ) の喉歌.彼女が創る二重音声 (Overtones) は強く柔らかく,女性的な威厳に満ちあふれています.日本に暮らしたこともある彼女が,鎮魂と再生の祈りを込めて,二曲を捧げてくれました. Canadian … Continue reading

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Bhumisparsa – Kiku Hawkes

Bhumisparsa 施無畏印 – Kiku Hawkes http://www.kikuhawkes.com/ Held In Sure Arms (A provisional message) Like a reed that sways with every breeze, My heart is feeble; it cowers in constant fear. Dear woman, With your beautiful, dauntless right arm, Hold this … Continue reading

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