Art sent to Japan 2011

平成二十三年春,日本への絵手紙. 昨年の震災直後に私からの呼びかけに応じ,海外の画家,音楽家,写真家たちから送られてきた被災者の方々へのメッセージのページです.窓口が私個人なため,大きな運動にすることは出来そうにありませんが,私と私の頼む息子や娘が生きていく限り,ここに永く維持し続けていくつもりです.2012年3月11日

Art sent to Japan 2011

an art show of human triumph
after the quakes, tsunamis, nuclear fallout, etc…etc…

Download Poster! distant-earth.org_.pdf
(Created by Kiku Hawkes, H.R. Downs, and me).

Here We are going to open a collaborative art space for saving earth, in this critical timing. Our intention under the hat is actually, (Stop Japanese child play on the earth!) But now here on, We won’t mention it any more. We would like to welcome anybody on any side. We’ll be glad if you lead fellows to this site with your own wording.

So how? First of all, please post a brief message about your work to the webmaster on this site then you’ll be guided how and where to upload your works, as the case may be. (e.g. Each image shouldn’t be so larger than notebook screen roughly). From June 2011 through… maybe almost permanently We’ll hold. We also plan to show them off on the real field. Depends on you. Still everything in vague.

Example achievements I did with some of you:
http://www.cc.rim.or.jp/~atsuro/complex01.html
http://www.cc.rim.or.jp/~atsuro/complex00.html
http://www.cc.rim.or.jp/~atsuro/complex99.html
http://www.cc.rim.or.jp/~atsuro/complex99b.html
http://www.cc.rim.or.jp/~atsuro/complex98b.html

Here I, Atsuro Seto, swear as the webmaster of this site, Absolutely have no relation to any organization, any other activities. I mean I have no strings attached. If you want to know Who am I privately? Also my private complaint is here.

Thank you.

Atsuro Seto
webmaster AT distant-earth DOT org
(remove spaces, replace AT with @, and DOT with .)

A legal matter: Any content in this site may not be reproduced in whole or in part, or transmitted in any form or by any means–electronic, mechanical, photocopying, recording, or other, without the written permission of the author. Japanese introduction of the participants are for reference purpose only.  And they do not necessarily reflect the intentions of the participants. In any case, a correct native language statement by the participant him/herself will prevail. And it may not be necessarily available in this site. Also any other Japanese articles concerning any artist and any participant are provided solely for reference purposes only to help understanding of Non-English-reading Japanese. Same as the legal handling of the original work of the participant, any article in any language about the participant on this site may not be redistributed without the permission of the participant him/herself and the author of the article. Lastly Participants to this Site do not claim anything politically. All are expressed as Art itself.

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日本への絵手紙 参加者募集中!!

日本人の方へ.私事ですが,茨城に嫁の実家があり,福島原発事故の影響で茨城の田んぼも先が読めない状況です.原発付近に近づくほど,農業,漁業の状況は,より深刻でしょう.俺は嫁と毎年少しずつ農作業を覚え,子供にも手伝わせてきましたが,今のままでは,少なくとも今年の米は子供に食わせたくない米にしかならないでしょう.

地方を飛び出し,都会に永住するつもりで出稼ぎに来ている皆さんなら,わかると思いますが,日本の農家はどこもジリ貧のまま,待った無しの世代交代の時期にさしかかっています.今回の汚染は,多くの農家のかすかな将来への希望を前もって完全に打ち砕いてくれました.

農業の話ではぴんとこないとしたら,普段から世話になっている各地のお医者さんたち,看護婦さん,おまわりさん,消防団,兵隊さん,そうした尊敬すべき人たち,先生と呼ばれるべき人たち,子供たちのヒーローであるはずのそうした人たちよりも,一体全体,何がくやしくて,電力会社の連中のほうが偉いことになっちまうのか.それを知った今,あなたは何になりたいですか.

おれも馬鹿ですし,命をかけられるのは誰もが一回きりだし,原発に関しては,賛否いろんな考えがあると思いますが,もうこれ以上,ガキの頃に殴り合いのけんかを一度もしたことのないような頭だけ口だけのビビリの連中のどっかから拾ってきたような話に振り回されるのはもう御免です.消し方もわからないくせにこの期に及んでいまだに,聞きかじってきただけの火のつけ方を講釈する人たちがいます.

俺たちはここで作品と作品とで互いを証し,こつこつとした積み重ねをさらしあい,それを肩書きのかわりにし,言葉にならない表現をぶつけあうそんな場所にしたい.

津波の中を馬鹿を承知で車を走らせ,家族を助けに家に向かい,そこまで波が来ているのを知りようも無いまま,横断歩道を渡る母子のためには一旦停止までして,結局は波に飲まれて行ってしまった無数の英雄たちがいたと思うと涙がでます.彼ら,彼女たちへの鎮魂の歌として,ここに作品を募ります.ピアノや楽譜も流されて,取り残されてしまった小さな音楽家たちにまだ歌うことができると伝え,同じような困難から立ち上がり,表現し続ける人々がここに集まり,あなたを応援していると感じてもらえる.そういう場所にしたいのです.

手作りの作品で結構です.原発では,今も命がけの作業が続けられている事と思います.まだ先は見えないので,今のところこの募集の申し込み期限は区切りません.

インターネット上での公募はこじんまりとした形で,これまでに数回運営した経験があります.そのネットワークを生かし,国外からすでに10人ほどが参加を約束してくれています.しがらみから,日本人としての参加の表明に無理があるなら,外国人のお友達にお知らせいただけないかと,ここにお願い申し上げます.また,こんなサイトがあるということを,あなたのご家族や知り合いの方々に口コミでお知らせいただけるだけでも有難いです.どうかよろしくお願いします.

私自身は田舎で生まれ,田舎に帰ってきた日本人として,否応無く先祖の墓を守り続ける役を負っているし,しがらみでがんじがらめなので,人の弱さも,弱き人のしぶとさも知っているつもりだし,ここ六年くらい,村の神社のお祭りの実行委員として頭を痛め,体を張ってきた経験はありますが,個人的にはその他のあやしい宗教団体や政治団体とは過去将来ともに一切関係をもちませんし,もったことはありません.(サイト名の distant-earth.org というのは,若い頃に読んだクラークの『遥かなる地球の歌』からとりました.)

引きのあることだけをしてきた結果,マンダラが専門のようになっている私ですが,作家として,ゼロからのオリジナルでは勝負できなかった弱みをずっと引きずってきました.それも今はただ,私の美術に対する確信として,営々と人から人へ引き継げるものこそが,生きる術としての,本来の美術のありかただったのだと思い至るになりました.

獲物の取れない時期に,あるいは耕す畑を持たない者たちこそが飢えをしのぐため,生きのびるための術として,切磋琢磨し,共有し,引き継いできたものこそが,食い扶持としての美術であり,手業をもって証しされるその人々の体を張った代価なのです.

俺が常々,下手を承知で英語でばかり文章を書いてきたのは,結局は日本人として誇りを持って生きていけること,それを国外の人々に伝えたかったからです.それを日本語で書くとつい走りすぎて,現状,頭に来ているのをさらすだけの大馬鹿者だからです.俺の個人的なことはここここに書いてあります.

ここまで読んでくださってありがとうございます.参加いただけるようでしたら,まず簡単な自己紹介のメイルを以下のリンクからお送りください.

瀬戸敦朗(せとあつろう) webmaster AT distant-earth DOT org (スペースを取り除き,ATを @ に,DOTを . に置き換えて)

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